苔、return
皆さん、こんにちは。
コスモエンジニアリングです。
か細くて繊細、しかしやたらとデリケート。そして環境に優しい。
先日新規事業として立ち上げた苔のお話です。
本社から離れること約60キロ。筆者は通勤で長岡に通っています。
その道すがら、いつもなら目にも留めない場所に気になる文字と見慣れぬポスターが飾ってありました。
今日は朝から異様に暑く、何とも言えぬ嫌な体感。
そこにこのポスターです。一服の清涼剤とはこのことですね。
19時半から社内極秘会議(最近多いし長い。原因は筆者の長話)に備え、18時頃岐路につきます。
目的の場所に着き、電車待ち合わせまでの約10分間苔玉を見ていました。
既に店じまいに取り掛かっており、店主は何となく急いでいる雰囲気。
しかしそこは帰宅時間帯、ビジネスマンや買い物帰りのマダムなど、多くの人々が足を止めます。
やはり、緑は人を魅了しますね。
筆者はサボテンを交配し種子から発芽させ、花まで咲かせた経験があります。
また、サボテンの名だたる品評会で部門銀賞を手に入れた経験があります。
こんな経験から、植物の状態は一目瞭然です。
販売品は至って普通。寧ろ状態は良好ではありません。
故に、育て甲斐のある個体が目白押し。
ゆっくり一周しても二分掛かりません。
そして、触手が伸びるようなモノはありません。
もっとも、過度な期待はしていません。
品評会に出すようなものは、小売りじゃ決して手に入らないことを知っていますから。
まして、サボテンで日銭稼いでいたこともあり、費用対効果の薄いものは買えません。
しかし、弊社事業の一つである苔栽培。
ここで、数分悩みます。非常にレベルの低い心の葛藤がありました。
結果、事業拡大の一役を担うかも知れないことから、モノは試しで一つ手に取り購入。
また懐を痛めてしまいました。
折角買ったので、事務所で栽培してみることにしました。
買った後に気付いたことがあります。
それは、事務所が北側(景子じゃない)に窓があると言うことです。
東南側は入り口であり、廊下であり、そして窓がないのです。
つまり、栽培には完全不向きです。
お先真っ暗ではありますが、工夫してみます。
展示場の風景写真の中に購入したモノがあります。
弊社へお立ち寄りの際、ご覧になって下さい。
植物は、声を掛けると成長が促進されると言います。
皆さまからのお声掛けで、苔玉が成長するはずです。
潤いのある苔玉を目指し、暫く観察します。
きっと、今より綺麗になることでしょう。きっと。